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郷土ゆかりの人物講座2 [生涯学習]

1月17日(金) 晴

昨日、郷土ゆかりの人物講座を先週に続き、はさま公民館で開催した。「画家、椿貞雄」

画家、椿貞雄は1896(明治29)年山形県米沢市に生まれ、19歳の1915(大正4)年
岸田劉生を訪問し画家になる決意をする。1927(昭和2)年31歳千葉県船橋町九日市に転居。
船橋小学校の図画教員、慶応幼稚園図画教員、武者小路と「新しき村展」を創設、
千葉県美術会結成に尽力等々を経る。1957(昭和32)年、61歳で死去。

武者小路実篤が椿貞雄の画に就いて語っている。
”椿の絵は所詮展覧会向きの画ではない。ゆっくり見ると味が段々でてくる画だ。
 ‐‐‐、誠実と忠実と質実、これが椿の特色でそれを実にしっかり、みっしり出している。”

中川一政の椿観
”‐‐彫の深い顔で比島のボクシングの選手のように見えた。実に根気が良く勉強家で
 あった。 岸田劉生の感化を受けた。劉生に対しては実に忠実であったし、劉生も椿
 を一番信頼していたと思う。”

講師は多くの資料を持参・披露、わかり易く説明された。
”出身の米沢市では船橋以上に椿のファンが多く、熱心に活動していますよ” と、語る。

自画像
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写真
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講座風景
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市内の西福寺に椿貞雄は眠る。 墓碑の揮毫は実篤である。
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コメント 2

cocoa051

米沢市は多くの偉人を輩出していますが、この椿貞雄画伯もその一人ということですね。
by cocoa051 (2014-01-17 23:57) 

ダイとクロ

cocoa051様
講座参加者に米沢出身の方がいて、曰く
 ”米沢は椿氏のような風貌の方が多いのですよ。
  眼光鋭く、近寄りがたいのですよ”、と。
本当でしょうか。
by ダイとクロ (2014-01-18 17:24) 

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