人物講座～惣五郎と団十郎～

１月２６日（月）　曇

２３日、公民館の人物講座にコーディネーターとして参加をした。
『浮世絵に見る房総の人物　～惣五郎と団十郎～』。５４名が受講。

惣五郎は本名木内惣五郎、佐倉の名主。１６５５年、重税に苦しむ農民の願いを
４代将軍徳川家綱へ直訴、願いはかなえられるが木内家族は４人の子供含め全員、
磔に処せられた。２００年後江戸中村座で歌舞伎として上演され、好評となる。
昭和４２年頃童話「ベロ出しチョンマ」（斎藤隆介作・滝平二郎絵）が発刊された。
開講

スライドで丁寧な説明が続く

《渡し場の図》

《渡し守甚平の図》

「ベロ出しチョンマ」はこんな話でした。
お兄ちゃんが眉を下げベロを出した顔を見せると、どんなに泣き叫んでいても妹は笑い出す。
磔台に縛られ泣き叫ぶ妹に兄は云う。「怖くないよ、お兄ちゃんの顔をみてごらん。」　ベロを出す。
妹は泣きながら笑いだした。見守る人々も泣き笑う。　刑は執行された。